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“リヤカーは何語か?”で触れているようにリヤカーの最初の登場は 大正10年頃である。
大正12年9月1日に発生した関東大震災に罹災した人達のうち上野の山に 家財道具を積んで逃げる人がリヤカーを使っている写真が新聞に載っているから、それ以前に生産されている ことはまちがいないだろう。
当初試行錯誤の上、自転車の後ろに繋げて 使用されたリヤカーは、その頃高価で一般的入手が 困難だった自転車と取り付けての使用というよりは、取り付けず、人の手によって引くことから始められた のであろう。
諸説が在るが、総合的に判断すると、当時 秋葉原駅近くの総武線の高架下を利用した 工場で、スクーター及び自転車の部品工場を営んでいた中村銀造氏経営の中村銀輪社にて製造されたのが最初であるという説を 当博物館としては採りたいと思う。 |
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